この度、株式会社イカイとKPI株式会社にサポートを頂き現役生活最後の取り組みに支援いただけることとなりました。

そしてKPI株式会社に今後のテニス活動のサポートをしていただくこととなり、長年の夢であったアカデミーの開校へ向けKPIアカデミーの代表に就任させていただくこととなりました。
 
この3ヶ月でとんでもなく多くの話があり、また決まる時はあっという間に話が進み現在に至っております。
 
これまでの感謝と今後の取り組みについて説明をさせて頂きます。
 
まず始めに今年の3月で高校生からサポートをして頂いていた三菱電機株式会社との契約が終了しました。プロ生活の全てを共に歩ませて頂き多くの事を学ばせて頂きましたことを大変ありがたく思っております。若手の選手に今後のテニスチームを託し、益々の発展を祈願しております。
 
様々な現状をふまえ私はここで現役生活の引退をしようと周囲にお話を進めておりました。そんな中で、株式会社イカイの伊海社長より引退試合をこちらで一緒にやらないかというお話を頂きました。
 
株式会社イカイは私がプロになった同じ年に日本リーグに参戦し、これまで数多くの歴史を共に歩んできました。伊海社長がそんな私を気にかけてくださりお声掛け頂きましたことを大変ありがたく思い、そしてこれまでご声援頂いたファンの皆様に最後の舞台をという気持ちも相重なり一緒に戦わせていただく事となりました。
 
 
そんな中、新たにご紹介を頂きKPI株式会社と出会いました。
 
私も長らく自分のために頑張ること以外の事を探していました。その活動の一環で日本の樹プロジェクトという、ジュニアの選手達と強化合宿をするという活動をしていました。元々ジュニア育成に興味があり、いつか良い場所でテニスの指導にあたれたら嬉しいなと、既に色々な場所を探していた経緯などもあります。
実は今回の新しくオープンした神奈川の東戸塚にあるKPI Parkに2年ほど前に妻と訪れておりました。瓦礫の山でコートに苔が生えていた状態だったので数ヶ月前にご紹介頂いてきれいになったときに、まさかこんな出会いがあるのかと驚いていました。
 
そこでこれまで考えていた構想をすべて説明させていただきました。KPI株式会社はテニス活動に注力もされ、頑張る選手を応援したいという会社の理念のもと、考えが同じ方向だったこともありご一緒させて頂く事になりました
 
当初はプロ活動の支援という事でしたが、アカデミーの思いを受け代表として今後KPI Parkの盛り上げを任せて頂き現在に至っております。
 
この話がここ数十日前の話であったため現在大慌てで準備を進めているといった状況です。
 
ですが、子供の一生がかかった大切な大切な事なので時間をかけて最高な体制でアカデミーを開校したく思っております。
 
今回のここアカデミーの理念が、
 
−全ての子供たちに最大限の可能性を−
 
です。このご時世やりたくても完璧な状況でできない子も多いかと思います。そういった選手達のためにスカラシップ制度などを設け、テニスの技術はもちろん、その子の情熱や覚悟をその道のプロである僕たちがきっちりと判断をし、サポート方針を決定し、最大限の可能性を提供できるようにしたく思っております。
 
多くのチームスタッフ・企業様が手を取り合い様々な情報を共有し、ここKPI Parkを盛り上げていきたく思っており、その為に全力を尽くしたいと思っています。
 
先ずは私がどう最終試合に向け練習を追い込んでいくかをアカデミースタッフと共に感じてほしいと思います。
 
スタッフメンバーやトレーニング合宿状況などを随時更新していくので一緒に練習に参加してくれる生徒を募集していきます。
また今後のアカデミーのオープン状況も更新していくので、強くなりたい思いのある生徒さんに話を聞きに来てもらいたく、親御さんともお話出来ればと思っております。
 
大変な事も沢山あるかと思いますがこの素晴らしい出会いに感謝し、ここを時代を繋ぐ場所にしていきたく思っています。
引き続きどうぞよろしくお願い致します。